英語の勉強が1年半ぐらいを過ぎて
2018年の夏頃から英語の勉強の期間が1年半を超えてきたので2020年になったこともあり1度自分の勉強内容を振り返ってみようと思いました。
自分の勉強内容を見て自分でこの先の勉強を考えるという事と、このブログを目にした方が、こういう集計をするのもいいなぁと思ってもらえることを考えてやってみました。
まずは、Studyplusで学習内容の振り返り
以前に紹介したStudyplusというアプリで毎回勉強するたびに教材と時間の記録をつけています。
残念ながら、累計でどれだけなんの教科で教材で勉強したかを集計する機能は、月別で7ヶ月の範囲しか取れないようでした。ですので、7カ月ずつデータを手作業で集計してExcelにまとめてみることにしました。
何か更にいいアプリがあればいいんですけど。
ちなみにデータの集計には2時間ぐらいかかった印象です。有料アプリを買う程では無いですね。無料アプリないかな。
WindowsのパソコンがあればもっとExcelを活用して使いやすくまとめることができるんですが、あいにくMacしか持っていなくて、MacでのExcel集計は操作方法に慣れておらず、結構時間がかかってしまいました。
Studyplusはウェブからもログインができるので、アプリや携帯のブラウザからデータを取るのではなく、パソコンからログインしてデータをコピペして手直ししてから集計しました。
結構面倒くさかった、やるなら1年に1回ぐらいだろうなぁ。元データはこんな感じです。
Excelに学習結果をまとめてみよう
実際に使った教材を並べてみて、以下の通り分類分けしました。
- リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングのどの項目に効果があるか
- 主にどんな媒体で勉強するか
- ボキャブラリー、センテンス(脳内の選択肢の中での読解力)、グラマー(脳内の選択肢の拡大)、プロナウンスの4項目に分けて、どの項目に効果があるか
そして、Studyplusにメモした学習時間を手作業で並べていきました。
かなり地道な作業で本当につまらないですが、自分が今まで1年半やってきた勉強の成果を確認するとともに、今後より良い学習成果をもたらすために教材や勉強時間の偏りを分析することで、必ず何かこの先の時間の使い方に、有効性を持たせることができるはずです。それに期待して、地道な集計を続けていきます。
手作業で集計したデータを下記のように、更に要素別に集計し、どんなことにどれだけ勉強時間を費やしてきたのか分析してみます。
総勉強時間に関して
学習媒体別に何を使ってどれだけ勉強したのか1年半分の集計をまとめてみました。が、まずは総勉強時間を振り返ります。
月に33時間から50時間勉強していることが分かりました。当初想像してた1日2時間は全然やれていない。
そして、勉強のモチベーションの傾向ですが、特段時期特有の勉強時間ばらつきはないように思えますが、定期的にモチベーションが下がっており、また勉強時間がぐっと戻される時間が期間があります。何か頭の切り替えがなされてますね。
直近はまた勉強のモチベーションが下がっている時期だということも確信し、これを上げていくための何らかのきっかけを見つめ直すのが大事そうです。
総勉強時間から分かることはそんなところです。
- 想像してた1日2時間には、1日+20〜50分追加で勉強が必要
- 時期ごとに勉強時間のばらつきは見られない
- モチベーションが下がってきたら向上のきっかけをうつ必要がある(記事執筆時点の今がまさにそう)
学習媒体別の学習時間
媒体別に分析した結果見えたのはアプリ、パソコン、音声のみで勉強してる時間が圧倒的に多く、本を読んでいる時間がほとんどないということです。長文リーディングと英文法学習ができてないということです。
パソコンはともかく、アプリや音声ではなかなか文法の勉強や、自分で英作文をする時間ができないので、この学習媒体の割り振り方では恐らく長文リーディングと英文法学習ができてないということです。
この中で注意が必要なところもあり、サウンドという項目はただ聴くだけしかできない時間を勉強に割り振っているので、状況から言うと通勤時間などの移動時間に勉強している時間となります。
また、PCを使って勉強している時間というのは大体オンライン英会話とengoo.comを使った英作文の勉強に充てられています。
ということは、これらの時間を本やPCなどの媒体に変更することはあまり有効ではないと思われます。
おそらく勉強時間を変更させられるとしたら、アプリ、YouTubeこの辺りを使った勉強時間が切り替え可能な時間帯だと思われます。
- 本を読んだり英作文を作ったり基礎知識を習得する勉強が不足
- Sound、PCでの勉強時間は振り替え難しい
- アプリ、Youtubeの使用比率が次に高いので際限なくではなく、できる限り1日20分までに制限して他の勉強をする
これまでどんな要素を中心に勉強してきたのか
合計時間は延べ時間なので、何の参考にもなりませんが、どんな要素をよく勉強していたのかは、このグラフを見るとよくわかりました。
ぱっと見てわかるのが、センテンス、ボキャブラリーがダントツで多く勉強しており、グラマー、プロナウンスはあまり勉強できていないということです。
ただ、ここまで英語を勉強してきていて分かってきたのは、プロナウンスはそれなりにできてさえいれば完璧じゃなくても英語は伝えられるようになると思っています。
そうではなく、グラマーに関してはできていないと英語として破綻してしまっていることが多いので、この時間をいかに伸ばすことが出来るかが今後の勉強の中で重要になると思いました。
特にセンテンスと書いている時間については文章を読んだり作ったりしている時間な訳ですが英文法そのものの勉強をしてる訳じゃないので、まずは、英文法の勉強をしっかりと行った上で基礎ができてから、センテンスの勉強に取り組んでいくのがおそらく最適解ではないかと思っています。
自分のオンライン英会話の会話の内容を見ていてもすごくシンプルな内容の文法しか使えておらず実はまあまあ複雑な文を読めたり少し難しい単語を知っていたりするもののそれを活用して正しい文法で文章を組み立てることが特に少しだけ難しい文章になるだけでそれができなくなると言う実感があったのでやはり勉強時間はグラマーにもっと比重を置くべきだと感じました。
- グラマー、プロナウンスの勉強不足
- 先程の媒体別で見られた特徴に引っ張られていそう
- プロナウンスは徹底的にやる必要はない
- グラマーを勉強しよう
- 媒体はやはり本や英作文ができるものに充てて増やし、増やしきれないところは切り替えられる部分を切り替えるのが得策
LRSWの中で足りない項目は
これらの要素でも何に勉強時間を多く当てているか、逆に何に多く当てられていないのか分析してみました。
個人的にはこれがかなり重要な分析結果になっていると思いました。
ぱっと見てわかる通り全くと言っていいほど、ライティングのスキルを磨けていません。
やっている順番でいうとスピーキング、リーディング、リスニング、ライティングの順です。リスニングはPodcastでかなり多いと思っていたけど、そんな事はありませんでした。
身の丈合わずの喋りたがりになっています。
ライティングを伸ばすには、engoo.comのような記事を読んで、自分の文章を組み立てるような勉強、やこのブログを英語で書いてみたりHapa英会話で紹介されているような、Journalingを定期的に取り入れる必要があると感じました。
リスニングは、センテンスのディクテーションができる方法を模索します。
- ライティング、リスニングが不十分
- engoo.com、ブログ英語執筆、Journalingでライティングスキルアップ
- リスニングは、センテンスのディクテーションができるものを使う(Hapa英会話などを聞き流しせずにやる等)
よく使っている教材について
教材別にもどれだけ時間を使ってきたか、集計を取ってみました。
Hapa英会話PodcastとCamblyがツートップになっています。
Hapa英会話の紹介はこちら。本当におすすめできる無料で勉強できるBlog/Podcast/Youtubeなどのコンテンツがたくさん。
おすすめのネイティブオンライン英会話サイトCamblyはこちら。格安だよ。
しかし、Hapa英会話のPodcastの聞き流しについて、最近感じていたのは文章の意味や単語の意味が分からないのに、聞き流しをしてしまうと、ただの音楽が流れているような状態になってしまうとということです。
新しいエピソードをいきなり聞くのは1-2回はいいかもしれないが、何度も何度も聞いたところでしっかりとテキストを見つめないと理解が深まらないと思います。聞き流しだけではなく、腰を据えてテキストを見つめられる時間が必要だと感じています。対して現在は聞き流し気味です。
これに代わる方法として有効かと思ったのが瞬間英作文のCDリスニングです。
この本は比較的というより、かなり簡単な構文と単語を使って、とにかく発言をしていこうと言う内容の本なので、これであれば単なる聞き流しに収まらず、聞き流さずに英作文をする能力をしっかりとつけることができると思いました。もちろん、音声を使うのは絶対条件です。
文法能力も意識せずに学習することができるので、することがないと思ったら、パパ英会話のポッドキャストを聴いてばかりではなく、できるだけこの英作文のCDリスニングをするべきだと思いました。
Hapa英会話のPodcast自体は非常に有用なので、これを楽しむためにしっかりとテキストを読み込むことが必要だと感じています。
- Hapa英会話PodcastとCamblyがツートップ
- 聞き流し気味は、良くない
- 瞬間英作文が有効そう
まとめ
以上の内容である程度分析ができましたので、
- そもそもモチベーションアップが必要で「目標の整理」が重要
- 想像してた1日2時間には、1日+20〜50分追加で勉強が必要
- ライティング、リスニングスキルを強化しよう
- グラマーを勉強しよう
- 勉強が足りない部分を補えるように勉強内容の内訳を変更
- アプリ、Youtubeの学習時間を他に切り替え
という風に結論付けました。
しかし、試験対策をやっているわけではないので、まず第1に継続することが最も大事なことで、Hapa英会話Podcastの比率が多いのは聴いていて楽しいからです。
今やっている勉強が不効率だからといって、それを取り替えることで英語の学習のモチベーションがどんどん下がっていくようでは、勉強時間自体がどんどん少なくなってしまい、しまいには勉強しなくなるという結果が見えると思います。
効果を出すことに期待する気持ちは強いですが、
- まずは楽しんで継続し、
- モチベーションを高く保ち、
- その上で効率的な勉強の仕方を考える
この優先度を忘れずに今後も勉強していこうと思います。
モチベーションを高くするため、まずは目標像を整理していきたいと思います。