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【Travel】アメリカ渡航時はESTA申請において偽サイトに注意

ESTA申請偽サイトが溢れている!

ふと思い出したので記録しておきます。
2018年にハワイに行く際、アメリカ入国に必要なESTA申請を行いました。
よく下調べせずに申請した結果、USD14で済むはずのESTA申請が、
なんとUSD89になってしまったという事件です。(6倍!)

申請後、お金を取り戻すまでの話。

ESTA公式申請サイト

ESTAはこのサイトから申請してください!https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e2s1

偽サイトに引っかかった経緯

ただ単にESTA申請とGoogleで調べたところ、それっぽいサイトがあり、
公式サイトであると勘違いして申し込んだ。ただそれだけです。
正確に言うと偽サイトというより、公式サイトに似せた代行申請サイトです。
しかし申請時の記載必要項目も公式サイトとほとんど変わりはなく、
付加価値が無いと言っても過言ではありません。
これらのサイトには決済前に金額表示もなく、あたかも公式サイトかのように
振る舞っていますので大変悪質です。

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場合によっては、検索一覧の一番上にも出てくる

本気で騙しに来ているデザイン

下記の画像を見ての通り、本当に公式サイトかのような作りになっています。
代行料金が掛かる事についても小さく小さく書かれているレベルです。
まあ確かによく見ると代行と書いてますが、初めての人はそんなのわからない。

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偽サイト(公式っぽいですよね・・・)

カードに謎の金額の請求があり、気づく

何事もなかったかのようにESTA申請が行われ、実際にESTAは取得できます。
あくまでも代行サイトですから、この点は仕事するんですね・・・。

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本物のESTA許可証が送られてくる

そして請求書を見て気づく。
「何これ!?高っ!!」
ESTA費用でUSD14ではない費用がカード明細に現れる。

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謎の金額・・・

金返せ!

とても焦りましたが、ちゃんとGoogle検索結果を見てみると別に公式サイトがあった・・・。
このまま泣き寝入りしたくなかったので、このサイトの問い合わせ窓口へ
「事前に値段を聞いておらず、返金に応じなければ法的措置を取ります。」
と連絡。
それから数日でメールにて返金する旨の返事があり、無事返金されました。
不幸中の幸いでお金が戻ってきました。謎に良心的な業者で助かりました。

なお、受理されたESTA自体は有効なので、そのまま渡航はできました。

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後日、返金(ESTA申請費用は当然戻らない)